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2020年2月12日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
昨年の補助金のことをいろいろ書いていますが、今日からしばらくは先週(2月4日から7日)のことをいろいろご紹介します。
2月4日に香川県仲多度郡で昨年フェンスの施工をしたお店を訪問したところから話が始まります。
県道沿いに駐車場があって、お店はこの奥の数メートル下(屋根が県道よりもさらに下です)なのです。
このアングルが、県道側からのベストポジションなのですが、何を撮っているかさっぱり分かりませんね。
下からだとこんな感じ。
段差がよく分かるのと同時にフェンスもこの角度だと見栄えがします。
アルミの70角の柱を土に埋めて、高さ1.5mの横張りフェンス。
シェーナステインのウォルナットを3回塗装しています。
お店へのアプローチも木製の階段を作ってみました。
手すりのように見える部分は、フェンスの延長で、高さは1mですが、あとの仕様は駐車場と同一です。
踏板や、蹴込は、ビリアン(ウリン)に同じくシェーナステイン塗装。
周りの風景にとてもマッチしていて、お店に入るのに気持ちが高揚してきます。
階段の途中から見たお店はこんな感じなのですが、お店の話は次回までお待ちください。
2020年1月28日
みなさん こんんちは。 アイアンウッドです。
大阪府泉南郡で施工したウッドデッキ・ウッドフェンス・パーゴラの施工例をご紹介します。
ウッドデッキの床板は、ビリアン(ウリン)材。
その他は、杉防腐加工材
キシラデコール(JASS18 M-307 適合品)・パリサンダ色塗装です。
補助金では、フェンスとデッキ等は別扱いになりますので、手すりを兼ねた部分もフェンスで申請。デッキとは独立をして施工をしています。
パーゴラや、駐輪場の規定でかなり事務局と見解の相違があって、他の案件では却下になったものも多かったのですが、こちらは無事パーゴラも対象として認められました。
よく見ないと分からないかと思いますが、フェンスの柱はウッドデッキの外側に立てています
手すりとして施工するときは、ふつう内側(たいていは外面合わせ)に柱を立てますので、デッキとは一体的にしていないことで、この部分もフェンス扱いにしているのです。
こちらのお宅はこのロケーションが抜群にいいです。
高台で、視界を遮るものが無いですので、このウッドデッキから外をのんびり見ているだけで、なんともいい気分になります。
施工最終日は好天に恵まれて、夕日に向かってパチリ。
いやあいい仕事して、いい風景見れて、大満足。
ただこんな時間に大阪府泉南郡にいたということは、香川県に帰り着くのは夜中。
翌日も朝から仕事があるので、ここでのんびりしているわけにいかないんですよね。
大阪府泉南郡で、ウッドフェンス・ウッドデッキの施工をお考えの方はウッドデッキネットにご用命ください
2020年1月15日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
補助金の事務局が細かな規定を決めずに募集を開始したために、募集開始から1か月ほどいろいろ混乱をしていました。
前回ご紹介をしたお宅は、元々補助金とは無関係で、お客様がDIYをする予定だった図面を補助金の規定に合うように樹種の変更と塗装をしただけ。 いつもの施工をしただけだったのです。
今回ご紹介をする香川県坂出市のウッドデッキは、補助金の規定が固まってから申請をしたもので、いつもとは少々違う考え方をしています。
間口8m×奥行2.7mのシンプルで大きめのウッドデッキです。
床板はビリアン(ウリン)にサドリンクラシック・チーク色(JASS18 M-307 適合品)を塗装しています。
根太組には桧防腐加工材を使用。
あれ?ここまでだと前回ご案内したのと同じですね。
反対側から見てみましょうか。
幕板の一部が未塗装ですが、今回は一部ハーフビルド。 木工事はすべて当方でしましたが、塗装はお客様にしてもらいました。
材を先に納品して、お客様に塗装をしていただいてから組み立てたのですが、2枚不足をして、無塗装品を利用して組みましたので、完成時にこんな中途半端な状態になってしまいました。
当初は無塗装の予定だったのですが、6月4日の補助金事務局からの通達で、ビリアン(ウリン)材を使う場合は、塗装が必須となったために、塗装費用をお客様に追加計上をして、当方が塗装をするか、お客様が塗るかを選択していただきました。この方は、自分で塗装をすることを選択されましたので、こういった対応をしています。
これが補助金の味噌の一つ。 もう一つのポイントはこの2枚の写真では分かりにくいですので、こちらをご覧ください。
下地はすべて桧防腐加工材で120角を使用しました。
根太ピッチも家庭のウッドデッキとしては完全なオーバースペックになるくらい狭くしています。
補助金の規定が、木材の使用量に対して30万円/立米となっていました。
ビリアン(ウリン)なら、立米当たりの単価が30万円を超えていますが、桧防腐加工材なら下回ります。
なので、ビリアン(ウリン)は必要最小限、桧防腐加工材は少々オーバースペックになるくらいふんだんに。
いつもとは違う木取りを考えたわけです。
この現場ハードウッドを輸入している会社の人に見せましたが、とても感嘆されていました。
プロも唸らせる一工夫。 って私もプロなんですけど・・・
2020年1月14日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
木塀の補助という書き方をしていますが、ウッドデッキも補助対象になっていました。
香川県三豊市で2019年9月に施工したお宅です。
床板・手すり笠木・横板は、ビリアン(ウリン)材。
束柱・根太大引きは桧防腐加工材です。
ビリアン(ウリン)に関しては、仕上げ材で塗装(JASS18 M-307 適合品)をすることが採択の条件となっていましたので、全てサドリンクラシック・ウォルナット色を塗装しています。
手すりの部分をアップにしました。
見えている場所で、柱だけがヒノキで後はビリアン(ウリン)です。
違う樹種を混ぜても、そんなに違和感は感じませんので、この仕様・補助金とは関係なく使えるのではないかと思います。
施工した9月は残暑というよりも盛夏。
少しでも暑さを和らげるために日よけを作って施工をしていました。
束は桧防腐加工材で90角、根太大引きは45×90。
いつもと同じ断面部材で下地を組んだのですが、補助金仕様の味噌はこれを少し変えることにあるのですが、その話は次回にさせてください。
2020年1月10日
みなさん こんにちは アイアンウッドです
木塀の補助金を使うには木材の耐久性規定がいろいろあります。
加圧注入材を使う場合は、地際部分にはK4相当・その他はK3相当。これは工業規格なので、きちんとした注入をして、きちんとした証明書をつけることで何の問題もなくクリアできます。
今回の補助では樹種の規定はないのですが、K4相当の加圧注入をするためには木材の性能が問題になります。杉あるいは桧の乾燥材だと大丈夫ですが、SPFや米松だとダメです。 そういった点は当社のような防腐加工会社の専門分野になります。
ハードウッドやウエスタンレッドシダー等普段無処理で外部に使っている木材の扱いが厄介で、いろいろ議論が尽くされたのですが、最終的にそれらを地際部分に使うことや、その他の場所でも無処理では認められませんでした。
その他の場所に使う場合は、加圧注入や表面処理等の防腐工場での亡父加工をするか、現場で木材保護塗装をすることが条件となっています。
塗装の基準として、使用する塗料はJASS18 M-307 適合品であることが求められました。
それを踏まえたハードウッドを使った香川県高松市のウッドフェンスの施工例がこちらです。
柱はアルミを使用することで、木材の耐久性要件が外れます。
笠木と横板は、ビリアン(ウリン)材。
ビリアン(ウリン)材には、サドリンクラシック(JASS18 M-307 適合品)・チーク色を塗装。
穴掘りをして、モルタルで固めますが、前回のお宅と違って作業スペースが十分ありますので、施工しやすかったです。
一部はコンクリートの擁壁の上にフェンスをしています。
コア抜きをするのですが、これは高価な機械が必要になります。 機械を持っている業者に頼むこともあれば、建設機械のリース会社で借りることもあります。
いずれにしてもDIYだとちょっと敷居が高い仕事かと思います。
2020年1月8日
みなさん こんにちはアイアンウッドです。
年末のあわただしさから解放されて、12月30日の午後高松空港にいました。
が・・・
なにこれ???
滑走路が霧で見えない。
かろうじて飛行機がうっすら見える程度のとんでもない濃霧。しかもどんどん霧が深くなってきて、「高松空港に着陸を試みましたが、悪天候のため上空で待機をしています。」というアナウンスが何度も聞こえました。
ANAは数十分遅れで着陸したというアナウンスがあったのですが、JALは別の空港に向かったために折り返し便が欠航とのこと。
3時間前についているはずのソウル行もいまだに高松には到着せずという状況で、私の乗る便の情報も錯綜をしていました。
結局私が乗る予定の便は高松に降りるのをあきらめて関西空港に行っちゃいました。
翌朝関空から飛行機を回送してきて、31日10時半発に変更になるということで、まさか出国から2時間後に再入国(パスポートのスタンプは出国取り消し)。
1日予定が短縮されましたが、なんとか旅行に行くことはできました。
2020年は、香港のビクトリアハーバーのカウントダウンで幕開け。
例年なら湾を埋め尽くす大花火大会なのですが、今年はビルのレーザー光線と、ビルから打ち上げる小規模な花火に変更されていました。
その原因となったデモ隊は、私たちの真後ろにいます。
観衆の1/3程度はデモ隊で、カウントダウンイベントの前後でシュプレヒコールを揚げていました。
といってもこの人たちは穏やかなデモで、観衆も一緒になって声を上げていて、警官隊も全く制止をすることはなくて、カウントダウンイベントが終了するとみんな楽しそうに家路についていました。
観光のことは置いておいて、ウッドデッキネタを一つ
ビクトリアハーバーを望むウッドデッキ。
海辺のウッドデッキ。国内外を問わず絵になるものです。
2020年1月6日
みなさま あけましておめでとうございます
アイアンウッドです
なんと2か月半もこちらはご無沙汰をしてしまいましたが、その間あったことや年末年始のことをこれからいろいろ書いていきたいと思っています
この2か月半時間に思いっきり追われていて、ほぼ毎日現場作業。作業をしながら翌日や翌週の段取りをすることにストレスをためていたのだと思うのですが、病気にもなってしまいました。
とはいえ、一つの現場をやり切った充実感は言うまでもなく、お客様の笑顔に救われていました。
この写真は大阪湾に沈む夕日。
この時間は満足に浸っているのですが、ここから家に帰りつくまで4時間強。次の日も早朝から仕事がありますので、高速を飛ばして帰社しないといけません。
ある日は観音寺市の山の中で、傷んだ東屋の補修をしていました。
11月に木材保存士の更新の講習会が大阪市であったのですが、この3年間資格を埋もらせていたことに反省。今年は腐朽の診断に力を入れようと思っています。
2か月もブログを更新できないほど忙しくなったのは、木塀に補助金が出たことで、多くの案件を抱えたことにあります。
事務局も施工側も不慣れで、結局施工最終期限の12月20日ギリギリまで現場を残すことになったのが一番の反省点。
今年は、段取りよく順番に工事を片付けていくぞ。と冬晴れの倉敷市でシャッターを切っていました。
こちらは、大阪市でsleeper君が携わった現場です。
去年関東・関西の街中のバーベキュー施設や、郊外のグランピア施設のデッキ関係の仕事をさせていただいています。
新年早々大阪府と福岡県のそういった施設への納材も予定しているのですが、こういったことをネットであまり紹介できていませんでした。
新年の抱負として、去年頑張ったことをきちんとまとめて、今年の仕事に生かしたいと思っています。
これからしばらくは、去年のような忙しさはありませんので、ブログ・HPの更新に力を入れますので、2020年もウッドデッキネットをよろしくお願いいたします。
香川県坂出市・愛知県名古屋市を拠点にウッドデッキに役立つ情報を提供
2019年8月16日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
みなさんお盆休みはいかがでしたか? まだ休みの人もいるかと思いますし、今日から仕事再開の人も多いかと思います。
そんな人には、昨日の台風で予定が変わって大変な思いをした方もいらっしゃったのではないでしょうか?
会社は、11-15日まで休みでしたが、私は昨日以外は現場作業をしていました。
その代わりと言うわけでもないのですが、1週間前に東北旅行をしてきました。
高齢の父母と飛行機で移動するのですが、最近は交通関係はバリアフリーが進んでいて、車いすでの移動には特に不便を感じません。
車いすの母と一緒に旅行をすると、健常者が経験出来ないことが体験できて楽しくなります。
今回は、プロペラ機にも乗ったのですが、まさかの新兵器のおかげで、スムーズに搭乗をすることが出来ました。
祭りは3か所(青森・弘前・秋田)見ましたが、やっぱり青森のねぶたが一番迫力がありました。
祭りも車いすのおかげで3か所ともめっちゃいい場所を取ることが出来ましたし、3か所とも車の移動はスムーズで駐車場に困ったり、渋滞に巻き込まれることもありませんでした。
8月上旬にとある竿灯会にウリンを納品していて、もしかしたら祭りの小道具にウリンが使われているのか???
と思いましたが、自分の座っていた付近にお目当ての竿灯会がやってこず、真偽が分からずじまいで、裏メニューは少し消化不良に終わりました。
東北は、猛暑ということで、日中は暑かったのですが、夜の暑さが西日本とは全然違っていて、快適に祭りを見ることが出来ました。
旅行はくたびれると言う人もいますが、私は旅行でリフレッシュ。
帰ってからは、猛暑の西日本でいい汗かいています。
東北三大祭りにほんの少し関われたのでしょうか?
2019年7月29日
皆さん こんにちは。 アイアンウッドです。
ちょっとブログもご無沙汰していましたが、その間に梅雨明け。あぢいーー夏が来ましたね。
例年現場であぢいいいーーー!!!!と言いながらいい汗かいている頃なのですが、今年は例の補助金のおかげで事務処理がてんこ盛り。 段取りマシーンと化していて、あまり現場に出て行っていないのです。
余談はさておき、今日は面白いご依頼がありましたので、ご紹介をしたいと思います。
これを見てもどこにでもある杉材で、わざわざこちらでご紹介することも無く、ホームセンターにでも行けば普通に買えそうに思いますよね。
ところが・・・・
これ、インドに輸出する機械の梱包用材なのです。
インドに輸出するために必要な基準をクリアするために、いろいろ知恵を絞って、手間暇かけて作った、輸出仕様。
上の写真に一つポイントが隠されています。
この判は、工場として国に登録をして、基準通り熱処理消毒をした材にしか押すことができません。
このスギ材を使って機械を梱包した物は、インドへの輸出もノープロブレム。
めでたし・めでたしなのです。
ちなみに、ハンコだけで満足できない人には、キチンと処理をした旨の証明書(輸出用木材こん包材熱処理消毒実施報告書、熱処理温度管理図)も添付します。 それを全国植物検疫協会の各県にある事務局に持ち込めば、英文の証明書を作ってもらうことも可能です。
スギ、ヒノキ以外にハードウッドでもこういった輸出仕様にすることは可能です。
樹種としては、デッキ材ではあまり馴染みがありませんが、アピトン・デレニア・ダイソックス・ウォーターガム。
こんな材で輸出用こん包材を探している人も是非ウッドデッキネットに声を掛けてください。
2019年7月3日
商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
ご希望の商品の在庫確認・見積もり用に情報をご入力頂きますが、この時点では注文確定ではありませんのでご請求を行うこともありません。ご安心ください。
見積もり、納期についてはご入力いただいたメールへ返信いたします。
詳しい流れについてはこちらをご参照ください。
お支払いは各種クレジットカード、銀行振り込みにてお願いいたします。
一部商品に関しては、代金引換、現金引換もご選択いただけます。
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詳しい内容はこちらをご確認ください。
木材の配送に関しては、路線便、混載便、チャーター(一部大手宅配)、船便配送をいたします。
ご依頼の内容により一番スムーズな配送方法を提案いたします。
送料や納期に関しては、個別にご案内をいたします。
詳しい内容はこちらをご確認ください。