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2019年3月20日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
前回書いた「撹拌」いかがでしたか? 知っている人は当たり前だと思っていることでしょうが、案外知らない人が多かったのでは?
今日書くのも知っていそうで知らない人が多いのでは??? って話です。
桧防腐加工材で縦張りのウッドフェンス。 塗料は前回ご紹介したキシラデコールパリサンダ色。
組み立て前に会社で一回塗っていて、これから仕上げ塗りをしようというところです。
塗った直後は結構色が付いていたと思っていましたが、時間が立つとかなり薄くなってしまいました。
ブルーシートで養生をして、さっと塗装をします。
やっぱり2回塗らないと色は発色しませんね。
左と右では違う色のように見えませんか?
しばらく塗るとこんな感じで、ブルーシートがかなり汚れてきました。
養生が大事なことだと良く分かりますよね。 それが今日のコツなのでしょうか???
ちょっと待った!!!!!!
今回のフェンスは高さは1.5m、長さは折れていますがトータル4.3m。
そんなに大きな案件ではありません。
それにしては、余りにもシートを汚し過ぎでないかい???
そうなんです。
今回言いたかったのは、刷毛。
実は2か所掛け持ちをしていて、こちらにホームセンターで200円以下で売っている特売品を持ち込んでいました。
安い刷毛でも良い体勢だと塗れますが、フェンスのように上に向いて刷毛を向けると全然駄目駄目。
塗料が垂れてしまって、こんな風に下にボトボトこぼれてしまいます。
本職は3000円以下は刷毛じゃ無いよ。
って言いますが、さすがに私はそこまで高価な刷毛には手が出ません。
いつもは、6~700円の刷毛を使っているのですが、それだと垂れないのです。
本職は「含みが違う」というのですが、それはこういった現場では常に実感をするのです。
良い刷毛だと垂れない実例を、掛け持ちしている現場でご紹介したいと思います。
2019年3月19日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
1か月空けてしまいました。 その間南の島にも行っていたのですが、すっかり書きそびれてしまいましたね。
ウッドデッキネタは全くありませんでしたので、それは置いておいて今回と次回で、今まで書かなかったちょっとした塗装のコツをお知らせしようと思っています。
今回使用する塗料はキシラデコールのパリサンダー色。
入手しやすいだけでなく、とても塗りやすい塗料で、忙しいプロにはやっぱりキシラだと安心です。
油性の塗料は必ず「良く撹拌してお使いください」と書いていますので、こんな風に振っている人は多いかと思いますが・・・
これじゃあ全然駄目駄目ですよ
それならどうすればいいのでしょうか???
棒を突っ込んで、グルグルかき回します。
しばらくして棒を取り出してみると・・・
底に顔料が溜まっているのが良く分かります。
これがあるうちはまだ充分撹拌されていませんので、まだまだグルグルと、かき回します。
手ごたえが軽くなるまでひたすらグルグル。
キシラデコールだとそんなに時間がかかりませんが、シェーナステインだと結構大変な作業です。
でもこの作業を怠ると、最初は上澄みで色がつかず、最後は真っ黒。
そんな経験ありませんか?(私は最初そうでしたよ)
最初に手を抜かないことが成功への第一歩。
一生懸命グルグルかき回してから刷毛でさっと塗ります。
会社で1回塗って現場に向かいます。
2019年3月4日
こんにちは。sleeperです。
セランガンバツ材を使用したベンチをご紹介。
奈良県の商業施設に設置しています。
下地は、金物フレームで座板にセランガンバツ材を使っています。
普段のブログでは、ウッドデッキ用途としてのセランガンバツ材をご紹介することが多いですが、
今回のようなベンチにも使用することがあります。
2019年2月23日
こんにちは。sleeperです。
神奈川県大和市の公共施設にある再生木材を使用したウッドデッキをご紹介します。
材料は、前田工繊㈱社製のkankyo-woodⅡです。
完成写真になります。
照明部分は切欠き加工をしています。
階段もあります。
とても素敵なウッドデッキに仕上がっています!
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※ウッドデッキネットではハンディウッドとWOODSPECのみをご紹介しておりますが、
それ以外のメーカーの再生木材も取り扱っております。ご希望の方は、メール・FAX等で
お問い合わせください。
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2019年2月6日
皆さんこんにちは。 アイアンウッドです。
先週の月曜日、数年ぶりに大阪・難波に泊まっていました。
朝6時、まだ薄暗い道頓堀を散策します。
2004年に整備されたとんぼりリバーウォークのシンボルと言うべき、サイプレスでできた太左衛門橋からミナミのシンボル戎橋まで歩きました。
前回ここの写真を撮っていたのが、2009年。大阪には結構行っているのに、10年もここを訪れていなかったとは我ながらびっくり。
この10年の象徴的な看板をパチリ。
そう。ここは日本で有りながら日本じゃないんですよね。
この看板には日本語がどこにもありません。 この街の主役が誰なのかがこれで良く分かります。
ということは置いておいて、私はボードォークを歩きます。
さすがに完成から15年経過していますので、日に当たってる部分に元の木の色は残っていませんが、橋の下を通るとこの通り。
まだ元の油分の強いサイプレスの雰囲気が良く残っています。
しばらく歩くと、かの国の人のために24時間オープンしているドンキホーテ。
この付近が人通りが多いせいでしょうか? 木が一番傷んでいました。
赤っぽいハードウッド(ウリンでしょうか?)にかなり張り替えられています。
少し前に張り替えられた場所もあって、そちらはハードウッドも銀白化をして、サイプレスに馴染んでいますね。
戎橋のグリコの看板近くは、以前からサイプレスでは無くてイペが張られています。
いやあ。 これを見るとやっぱりイペはいいですわ。
15年経っていますが、色あせている以外の欠点は見当たりません。
行きは北側を歩いたのですが、戎橋で折り返して帰りは南側を歩きました。
こちらは、北側ほど張り替えられておらず、サイプレスはまだまだ元気です。
久しぶりに訪れたとんぼりリバーウォークがまだ健在だったことにホッとして、難波の街を後にしました。
2019年2月2日
皆さんこんにちは。 アイアンウッドです。
気付けば2月。「1月がいんでしもうた。」って言う風に香川県では言うのですが、標準語だとどういうの???
って人生55年間考えたことも無かったのですが、どう考えても東京の人が「いぬ」とは言いませんよね。
調べてみると西日本では、「いぬ(去ぬ)」を使う地域は多いようで、狭い地域の方言というよりも古語からきているのが「いぬ(去ぬ)」みたいです。
全国的には、「行く」が多いようなのですが・・・
うーん
やっぱり「1月が行く」より、「1月がいぬ」の方がピンと来るのですが・・・
余談はさておき、先週の展示会の報告をしていませんでした。
8時には雪雲が来ていることは知っていましたが、高速道路も国道も問題なし。 午後出発のつもりでいたのですが・・・
ここはどこ???
予想外に雪が本降りになって、高速道路は通行止めになってしまいました。
国道で高知に向かったのですが、高知まで50kmの地点でこんな雪景色。
本当にこの先に、いつもの南国が待っているのでしょうか???
いやあ、やっぱり南国は南国でした。
ちょっと北風が冷たいですが、日差しがきつくて、瀬戸内側とは全然違うことを感じます。
雪にも負けず準備したおかげで、翌日の本番は大盛況。
今回は、デッキ材は少なめで、床材・壁材をメインにご紹介しました。
高知県の方からどんどんご注文が来れば、また南国に行くことができますので、高知の皆さん、デッキ材・床材・外壁材のご注文や施工のご依頼をお待ちしております。
2019年1月26日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
27日日曜日
株式会社新建材センター、新年恒例の展示会
高知市大津甲86-1 (南国ICから南に10分程度、土佐電鉄一条橋電停前)
午前10時から午後3時半
業者向けの展示会ですが、個人様も含めウッドデッキetc.のご相談があればぜひお越しください。
この時期高知はとっても暖かで、今日のような寒波が来ている日には、香川県と高知県でここまで違うか?というくらい体感温度も天気も違います。
ただ、それくらい気候が違う原因にもなっている四国山地を越えるのがネックになるんですよね。
遠出をするときには、出かける前に二つのサイトを確認します。
8時現在、通行止めや渋滞情報は有りませんね。
気になるのは、「豪雨災害による対面通行」
去年夏の豪雨で、上り車線のトンネルの手前の橋脚が流れて行ってしまいました。
夏休み前までに工事完了を目指して工事中。ゴールデンウィークには、この場所で渋滞が有るかと思いますが、普段交通量の少ない場所ですので、対面通行による時間の損失は数分程度です。
もう一つは、高松地方気象台の雨雲レーダー。
山沿いが雨または雪が降っていることが確認できます。
対面通行の付近が、高知道では一番の積雪地帯ですから、今後速度制限が掛かることは想定をしておかないといけないようですね。
この程度の雨(あるいは雪)なら、日中通行止めになる可能性はまず有りませんので、30分くらいいつもより時間がかかることを想定しておけば充分かと思います。
四国外の方はびっくりするかも知れませんが、高知道は年に数回雪により通行止めになります。 南国に向かうための関所みたいなもので、冬場高知に行くときは雪の心配をしなければいけないのです。
こんな日は、北と南で全然空が違います。
上写真は北西方向。 薄雲はありますが、視界も充分。 まず雨の心配は不要です。
こちらは南。
雲は厚く、近くの山は見えますが、肝心の山脈まで見ることができません。
この雲の向こうは青空が待っていると信じで、高知に向かいます。
明日には、多くの方がご来場くださいますことを期待して行ってきます。
2019年1月25日
皆さんこんにちは。 アイアンウッドです。
先週の土曜日、陽気に誘われて兵庫県まで杉防腐加工材を納品してきました。
前回高知への納品時に「四国側最終出口・坂出IC」をご紹介していますが、それより2kmほど北に「本州行の最北端の入口の坂出北ICがあります」
会社からはこちらが圧倒的に近いのですが、瀬戸大橋開通以来30年以上このICは本州方面だけのハーフインター。
ようやくフルインター化の事業採択されたのですが、まだ工事の時期が未定。ここから四国内に行けるようになると、私は非常に嬉しいのですが・・・
料金所を越えたところに謎の鳥居があります。
あれれ???
鳥居が減ってる。
3年前のもやもやが再燃。 またこのインターを通るたびに鳥居の数を数えないといけませんね。
来週大阪に行くんだけど、多分淡路島経由やろうな・・・
次いつ坂出北から乗るやろうな???
ってことはさておき、ここから橋に乗るといきなりクライマックスで、旅行気分がとっても盛り上がります。
一番綺麗なのが、岩黒島付近に掛かっている斜張橋。
両サイドと正面に島影が見えて、岡山側の山々もいい感じ。
で・・・
兵庫県三木市まで走って、3tほどある杉防腐加工材を降ろしたのですが、肝心の荷物は取りそびれました。
うーん 残念。
午前11時に会社を出て5時間。 夕暮れ迫る午後5時に再び瀬戸大橋に帰ってきました。
斜張橋はこちらから見るともう一つですね。
帰りは斜張橋を抜けた当たりに一番景色の良いところがあります。
夕日の綺麗ないい時間に通ったのですが、この写真じゃさっぱり伝わりませんね。
お詫びに秋の一番いいときに取った瀬戸大橋に沈む夕日をご覧ください>>>
正面におむすび山、左に工業地帯が見えてきたら瀬戸大橋の旅も終りです。
私はここで高速道路を降りますが、皆さんはここを直進してください。
南国高知で多くの方にお会いできることを楽しみにしております。
2019年1月22日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
一年で一番寒い時期なのですが、少し肩すかしをくらうくらい穏やかな日が続きますね。
今週末に高知のイベントに行きますので、私は天気予報が気になるのですが、晴天の予報。陽気に誘われて多くの人がご来場を頂くことを期待しています。
さて、5年経過したビリアン(ウリン)の塗装の話を続けます。
穏やかな小春日和の朝8時から10時まで1回塗りをして、一旦現場を抜けました。
再び現場に帰ってきたのは、同日の午後3時。
新材だと、シェーナステイン(リーフグリーン色)は乾きませんので、こんなペースで2度塗りは出来ないのですが、5年経過したビリアン(ウリン)だと1回目の塗料はどんどん吸い込まれて表面には溜まりませんので、同日の2回塗りも可能です。
左が1回塗りで、右が2回塗り。
朝見た時はしっかり色が出ていたと思っていましたが、半日で色がここまで落ちていました。
やっぱり、最初の塗装では色は出ないというのが正解のようですね。
夕暮れ迫る午後4時40分。 なんとか2回目の塗装を終えて現場を後にします。
さすがに今回は塗膜が表面にも付いていますので、次回は少し養生してから。
1週間後の朝に伺う約束をして、帰路に着きました。
1週間後、3回目の塗装無事完了です。
写真じゃ2回目でしっかり色が付いているように見えますが、現場ではやはり仕上げ塗りをした後の方が遥かに綺麗になっていました。
「ハードウッドは無塗メンテナンスで使えます」というのも間違いではないのですが、「塗装をすることでより美しさを保てます」という一言は追加をしておく方がより親切というもの。
年末の作業でしたので、お客様は心新たに新年を迎えることが出来たかと思います。
こんな塗装だけの作業でもウッドデッキネットにお声を掛けてみてください。
2019年1月19日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
例年のことですが、年末の気忙しさが年が変わった途端急にノンビリします。
1月の前半はなんとなくお正月モードでしたが、いつまでもノンビリしている訳にもいきません。 そろそろ2019年の仕事にアクセルを踏もうと思っているところです。
香川県高松市のお客様から、ビリアン(ウリン)のウッドデッキを無塗装で施工して5年。見た目が悪くなってきたので、塗装をしてほしいという依頼がありました。
(私はこちらには、納品はしていましたが、施工はしていませんでした)
よく銀白化と言いますが、ビリアン(ウリン)は何となく黒っぽい色が残りつつ灰色になります。
近くで見るとこんな感じで、木が傷んでいるという感じは全くありません。
ただ幕板が少しおかしくなっていますね。
これはビスが細くて短いものを使っていたのが原因。(コーススレッドの45mmを使用していました)
どうしても上から踏む場所ですので、幕板は太くて少し長めのビスを使っておかないと数年でこういう風になりますし、ビスが緩むことがハードウッドといえども腐りを早める原因になります。
再塗装と一緒に幕板のビスは全部ウッドデッキビスの65mmに打ち変えました。
シェーナステインのリーフグリーン色を塗装します。
シェーナステインは、自社ブランドで、色もちも防腐性能も抜群にいいのですが、その防腐性能が施工性には大きなデメリットにもなっています。
成分が分離しやすく、底にいろんな成分が沈殿をしますので、こういう風に細い棒で念入りに拡販をしないとせっかくの良い成分をうまく使いきることができません。
充分撹拌ををすればこの通り。
以前ハードウッドで数年後に塗装をするときは最初の1回は発色しませんよ。って書きましたが、1回目からこれくらいちゃんと発色をします。
2005年だとまだいろいろ不慣れでしたので、今のようにきちんと撹拌せず塗装をしていた可能性があります。
きちんとした手順を踏むことで、本来の塗料の性能が発揮できるのだと感じたともに、今まで手抜きをしていたことを棚に上げて偉そうに話していたことをちょっぴり反省している次第です。
商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
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