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2021年10月14日
皆さん こんにちは。 アイアンウッドです。
7月8日 大阪府八尾市 ビリアン(ウリン)のスカイデッキ工事8日目です。
皆さんが雨にも負けず頑張ってくれたおかげで、この日でほぼ完成。
ベランダと床板に結構段差がありますので、即席で階段を作りました。
あれ? ベランダの横にあるのは何???
ウッドデッキに水場が欲しいとのことでしたので、ウリンの角材でこんな立水栓を作ってみました。
入隅でデッドスペースになる部分を有効に使えて一石二鳥です。
手摺が完成して、めっちゃいい感じ。
って言いたいところですが、まだ細々している仕事が残っています。
またまた3時間半かけて帰るのですが、次関西に来るのは、ココではなくて、兵庫県西宮市。
そっちのウッドデッキ工事も絡めて、1週間後八尾に戻ることにしたのです。
ややこしい案件ほど燃えまっせ!!
2021年10月13日
みなさん こんんちは。 アイアンウッドです。
7月4日から5日に掛けて鬼のように事務処理をこなして、早朝から高速道路を飛ばして、7月6日午前8時。大阪府八尾市のビリアン(ウリン)スカイデッキ現場に戻ってきました。
その間、3人の職人さんが工事を続けてくれていました。
6日は一生懸命現場作業をしていていい写真を撮りそびれましたので、7日の作業をご紹介します。
おー手すりができている。
手摺の材は、ビリアン(ウリン)12×100
このサイズの特に1.5m以下の短尺材が超人気なのですが、横張の場合は、絶対に長い材を使う方がいいです。
柱のピッチが1.2m強ありますので、正面の材は3.9mの材を使っています。
道路側は一直線ですが、隣地側は境界が折れ曲がっていて、デッキもそれに合わせて3か所ほど折っています。
こういったややこしい仕事は再生木材じゃ困難ですが、天然木材ならノープロブレム。
ややこしいほど燃えるのが私の性分で、このくらいの造作はお手の物なんです。
初めて上からの写真をお見せしますが、手摺があると安心感が全然ちがうでしょ。
この日も雨で天候には恵まれませんでしたが、今日もいい仕事をしたって日記には書いておきます。
そうそう。
いい仕事と言えば大工さんいい仕事してくれちゃってますね。
今回の住宅はツーバイフォー。
ツーバイフォーだといつもパネルを見ていますので、構造はお手の物。
構造を知っていれば、どこを切っても問題ないかは一目瞭然。
私の知識と、大工さんの腕のコラボで、無事住宅とウッドデッキの出入り口も完成しました。
ややこしい案件ほど燃えまっせ!!
2021年10月12日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
2021年7月3日 大阪府八尾市 ビリアン(ウリン)のスカイデッキ工事3日目です。
3日目にして、床板を張りました。
ここまでできると、2.7mの高さを忘れるくらい安心して上に上がることができます。
夕方には奥まで床板を張りましたので、残りの材もかなり少なくなってきました。
ちなみにここに納品したビリアン(ウリン)材は2.5t。
この時点でほぼ2t程度の材は使っています。
書きませんでしたが、搬入も上に材を上げるのもめっちゃ大変だったんですよ。
5人の職人さんと、搬入を手伝ってくれた3人に感謝しつつ、一旦会社に帰ります。
大阪府八尾から香川県坂出まで3時間半。
5時まで現場にいましたので、高速を飛ばしても、家に着くのは午後9時近く。
会社に帰ると書類は山積み。 数日県外に出かけるのも大変なんです。
ややこしい案件ほど燃えまっせ!!
2021年10月11日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
大阪府八尾市 ビリアン(ウリン)のスカイデッキ工事2日目です
7月2日。 前日よりはマシですが、曇り時々雨といった感じで、なかなか天候に恵まれません。
向かって手前右の根太が仕上がったところで、屋根の場所を変更します。
時折バラバラと雨が降りますので、このシートは本当に重宝しました
今回の最大の味噌なのですが、ベランダの一部を切り取って、ウッドデッキの出入り口を作ります
本当はベランダの高さとウッドデッキの高さを同一にする方が使い勝手が良いのですが、手摺の高さを少しでも高くしたいというご要望と、柱のMaxの長さである4.2mの高さによって床板の高さをこの高さに決めさせていただきました
どうしてももう少し上げる必要があれば、柱をイペにすればもう60cm高くできましたが、お客様のご要望がそこまで床を高くすることにこだわっていませんでしたので、ある部材でできる範囲での提案となりました。
高所での作業でおもったよりはかどりませんでしたが、2日でここまで仕上げたら上出来でしょう。
スカイデッキで大変なのは、ここまでの作業だし、この完成図を最初に描いておくこと。
これで根太組がほぼできましたので、明日からは上での作業になります。
低くしたと言っても根太の位置で地面から2.7m。
上がると怖いんですよ。
ややこしい案件ほど燃えまっせ!!
2021年10月10日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
ようやく秋晴れになりましたが、今年は雨が多かったですね。
いつもだと雨が降れば仕事は休むのですが、今年は雨にも負けず現場をしていました。
2021年7月1日午前9時 大阪府八尾市 ビリアン(ウリン)のスカイデッキ工事開始です。
アメダスの記録によると、気温は23度とこの時期にしては涼しい気候。
そりゃそうです。朝から雨が降り続いて、この時間帯は1時間に4mmの降雨。 普通だったら中止するのですが、5人の職人さんは合羽を着てやる気満々。
ベランダにブルーシートを掛けて簡易な屋根をつけてから作業開始です。
夕方まで断続的に降る中、なんとか1日でここまで仕上げました。
間口7.5m柱の長さが4.2mのスカイデッキの下地です。
ビリアン(ウリン)材で、柱は90角
梁は40×150ですが、これはウリンの在庫がなくて、イペ
根太は45×90
前回のネタに反しますが、さすがにこの高さではできる限りピッチを飛ばしつつ強度を要求されますので、全部縦使いです。
毎回こんなのをするたびに思うのですが、アクロバットな現場は燃えますよ!!
忙しいので、日帰り中心で移動しているのですが、さすがにこの現場は2泊3日。
3日目までにややこしいことは片付けなくっちゃ。
ややこしい案件ほど燃えまっせ!!
2021年10月9日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
長期連載と銘打ちながら、記事を書く時間が取れそうにありません。
一旦ここで止めておいて、また時間が取れればこのネタの続きを書きたいと思います。
最初にお見せした完成写真を再度ご覧ください
セランガンバツで出幅が91cmの縁側風のウッドデッキ
さて下地はどうなっているのでしょうか?
91cmの出幅に対して3本の根太をいれていますので、根太ピッチは455mm
床板が20×105で、455÷20=22.75
床板の厚みに対して25倍以下にしていますので、適正な根太ピッチ。
ここまでは前回までに書きました。
根太・大引きの2段構えで、大引きや束のピッチを約90cmにしています
根太に対しての大引きのピッチを根太の高さとの相関を見てみましょう
900÷70=12.86
大引きと束も同じ計算になりますので、12.86
これ、いつも疑問を持たずに施工していたのですが、もしかしたらめちゃくちゃオーバースペックなのではないでしょうか?
45×70の根太を縦使い(70を高さになるように)していますが、平使いでも25倍前後に収まります
そう思ってイペの同じようなウッドデッキで根太を平使いしてみました
この方が施工は遥かに楽ですし、今回と違って床板を継ぐときにも根太の幅が広い方が施工性・耐朽性にも優れます。
15年以上、根太は縦使いをしてきたのですが、最近この方が理にかなっているのではないかと思い始めました。
根太・大引きの関係も25倍になるように考慮して、根太は平使い。
実は20年近く前にこの施工方法をしている現場を見ていただのですが、頑なに自分のやり方を貫いていました
新人のボーフ君には、施工性に優れたこちらのやり方を教えようと思っています。
で・・・
イペのウッドデッキの完成写真です。
やっぱりハードウッドの王様はイペだと実感します。
写真だと色合いしか分かりませんが、触ってみるとセランガンバツとイペでは別物だということが実感できますよ。
ちなみに、この2件の現場は下請けですので、樹種の決定権は私にはありません。
私が設計施工をしている現場だと圧倒的にビリアン(ウリン)。
なんでイペじゃないのかって?
それは第一回で書いたことに関係しています。
「流通量が多い樹種・サイズを使う」のが、プロの基本なんですよ。
木材販売は全国どこでも可能ですが、工事が絡むと、施工できる範囲に限界があります
2021年9月17日
こんにちは。ボーフです。
現在DMB四国では、
2×4(枠組み壁工法)でDMB四国事務所の新築工事をしております。
外壁をする前との比較です。
外壁で全く印象が変わります。それだけでなく天気の良し悪しでも雰囲気が違います。
人間の視覚は面白いです。建物の内側はもっと違います。
上は縦継ぎ。下は継いでいないウェスタンレッドシダーの羽目板、
全く雰囲気が違います。私は上の写真がキレイに見えます。
皆様はどうでしょうか。これも人によって違うと思います。
これは塗装前の状態です。塗装後は木目、明暗がはっきり出てきて美しいです。
来週以降は建物内部に潜入していきたいと思います。お楽しみに。
~デッキ材について~
ハードウッドだけがデッキ材ではありません!
SPF材のウッドデッキについての過去のブログ
*四国新事務所はSPF材を使っています*
2021年9月12日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
セランガンバツ材でウッドデッキを組む場合の木取りの考え方の続きを進めます。
幅は前回書いた通りで、お好みでご選択ください。
定期的にご注文を頂く方は、在庫の安定性を考えると105幅がお勧めです。
さて、では厚みはどうなのでしょうか?
単純に見た目がしっかりしているのが好みの方は迷うことなく30mmがお勧め。
でも多くの方はコストパフォーマンスや、施工性を考えて20mmをご選択いただいています。
厚みの選択基準っていったいどうなのでしょうか?
ウッドデッキネットで木材のみの販売をしていますが、残念ながら間違った選択をされている方が結構いらっしゃいます。
床板の厚みを決めるのは、下地である根太の間隔(ピッチ)と大きく関連をしています。
多くのウッドデッキの指南書に掛かれている900mmピッチで下地を置いてみました。
一方私が設計施工をする場合に基本とする500mmピッチで下地を置いてみました。
どちらがしっかりしているかは一目瞭然。
500mmピッチだと、しっかりしたウッドデッキの床板になりますが、900mmピッチでは歩いていて明らかに違和感を感じるくらい床板が撓みます。
住宅だと建築基準法等や、枠組み壁工法共通仕様書等で床の組み方の規定がありますが、天然木でウッドデッキを組む際は、そんなきちんとした資料はありません。
いろんな指南書があって、もっともらしく書いていますが、構造計算をしているわけでもなく、ある面経験に基づいた構造を案内しているに過ぎません。
偉そうなことを書きましたが、私もそうで、25倍の法則というのは常々の経験と、とあるハードウッド輸入業者から聞いた数字に過ぎません。
でも、実際にウッドデッキを組んでいてこの数字に当てはめるとしっかりしたウッドデッキを組むことができますので、正解だと自分では思っています。
床板20mm厚×25倍=500mm。
これがこの写真の根太ピッチなのです。
もう少し広くして見たらどうでしょうか?
600mmピッチ(床板の厚み×30倍)
私は体重60kgですが、歩いていて違和感を感じるほど弱くはありません
ただ、横で見ていると明らかにしなることが分かりますので、25倍が適正ピッチ。30倍が限界ピッチ。 それより広いのはNGピッチ。 という風に私はとらえています。
ここで完成写真に戻ります。
出幅が910mm。
根太を両サイドだけにすると、20mm厚の板だと45.5倍で論外のNGピッチ。
真ん中にもう一本入れれば、455mmピッチ・22.75倍となって、非常にしっかりしたウッドデッキになります。
床板を30mmにして真ん中の根太を外した場合は、30倍を少し超えます
これでもダメとは言いませんが、別の観点で見るとNGです。
それは、木材の反り。
根太を3本入れることで、反っている材の矯正が容易にできます。
なので、この案件の場合、30mmの床板を選択するということは私にはちょっと考えにくいのです。
木材販売は全国どこでも可能ですが、工事が絡むと、施工できる範囲に限界があります
と言っても、今月私は九州までウッドデッキ工事に行きますし、来月sleeper君は東北まで工事をしに行きます
数年前に沖縄でも施工していますので、お話の内容によってはどこでも施工に伺います
2021年9月11日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
めっきり秋風が吹いてきましたが、いい汗をかきに西に東に走っています。
今週は兵庫県の仕事をしながら、香川県でウッドデッキとウッドフェンスの工事中。
その現場で、そういえば、25倍の法則書いたことがなかったなあ。
若いボーフ君も入ったことだし、初心に帰ってウッドデッキの設計時に私が考えていることを皆さんにお伝えしたいと思います。
まずは完成写真をご覧ください
6月に香川県善通寺市で施工した現場です。
セランガンバツ材で、間口6408mm・奥行910mm・高さ470mmの縁側風ウッドデッキです。
部材は私が常に使っている木取りをしています。
床板 20×105 隙間3.2mm
根太 45×70 根太ピッチ 405mm
大引き 45×70 大引きピッチ 915mm
束 90×90 束ピッチ 915mm
ウッドデッキを普段施工している人なら、図面を書かなくても木取り・発注・施工が可能ですが、うちのボーフ君のような初心者にこれだけで、ウッドデッキを組んで来い!!
って言っても、何にも前に進まないのは必至。
ちょっと長期連載になるかもしれませんが、ウッドデッキの木取りや施工の考え方を超初心者向けに書いていきたいと思います。
まず最初に床板のサイズの選定に関して説明します
ウッドデッキネットでセランガンバツの販売ページをご覧ください
床板に使えそうなサイズは次の5種類
20×90 ・ 20×105 ・ 20×120 ・ 30×105 ・ 30×120
どれを使うかは、好みになりますが、選定のコツを書いておきます
色は日焼けですので、無視してこの2枚の木材の雰囲気を見てください
セランガンバツは、90幅・105幅・120幅をご選択いただけます
狭い木材を使うのと、幅広の木材を使うのとでは、完成した時の印象が大きく違います
今はほぼフルラインナップ在庫がありますので、あなたの好みで選択してください
プロの場合は、今の在庫状況だけではなくて、常時入手しやすいものを選んでおいたら、余った材を次の現場に活用できます、
なので、私は常時在庫が豊富な105幅を選択することが多いです
厚みもプロだと決めている人が多く、私のように20×105を多用する人もいれば、30×105をいつもご注文いただく方もいらっしゃいます
断面が大きい材が、見た目にしっかりしていますし、耐朽性にも優れています
今回は、それはおいておいて、実用面を考えた設計ポリシーをこれから何回かに分けてご案内していきたいと思っています
20mm厚を選択するか、30mm厚を選択するかの一番のポイントが25倍の法則なのです。
という前振りをして第一回は終了させていただきます。
その2に続く>
木材販売は全国どこでも可能ですが、工事が絡むと、施工できる範囲に限界があります
2021年9月10日
こんにちは。ボーフです。
現在DMB四国では、
2×4(枠組み壁工法)でDMB四国事務所の新築工事をしております。
外壁は完成間近になりました。
今回注目していくのは入口すぐの吹き抜けの天井です。
ウエスタンレッドシダーの羽目板です。ウッドデッキネットで購入可能ですよ。(宣伝すみません。)
板目と柾目のMIXです。それだけなく、色も1本ずつ違います。
大工さんが考えて1枚ずつ貼っています。
写真を撮るのが下手ですみません。
近くで見るときれいです。現段階では、すべて貼り終えていませんので、、
次回、報告致します。お楽しみに!
~デッキ材について~
ハードウッドだけがデッキ材ではありません!
SPF材のウッドデッキについての過去のブログ
*四国新事務所はSPF材を使っています*
商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
ご希望の商品の在庫確認・見積もり用に情報をご入力頂きますが、この時点では注文確定ではありませんのでご請求を行うこともありません。ご安心ください。
見積もり、納期についてはご入力いただいたメールへ返信いたします。
詳しい流れについてはこちらをご参照ください。
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一部商品に関しては、代金引換、現金引換もご選択いただけます。
手数料はお支払い方法・ご注文内容によって異なります。
詳しい内容はこちらをご確認ください。
木材の配送に関しては、路線便、混載便、チャーター(一部大手宅配)、船便配送をいたします。
ご依頼の内容により一番スムーズな配送方法を提案いたします。
送料や納期に関しては、個別にご案内をいたします。
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