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2016年12月8日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
一昨日も現場でいい汗かいていたら、かなり汗ばみました。
もう年末が近いというのに、本格的な冬はまだ先のようです。
さて、13年前に書いたウリンの灰汁の記事で、一つ気付いたことがありましたので、追記しました。
この写真が、HPで紹介している2004年に台風で大変な状態になった、ビリアン(ウリン)のウッドデッキ。
この日が住宅の完成見学会で、さすがにこれじゃまずいだろうと、近所のスーパーに走ってキッチンハイターを買ってきました。
さすがに100%とは言えませんでしたが、ここまで改善しました。
と言うことは13年前に書いていました。
ずっと、「塩素系のハイターが効くよ」と言い続けていたのですが、この言葉少々間違っていますね。
ビリアン(ウリン)に限らず、耐久性の高い木材は、酸性です。
なので、灰汁も当然酸性です。
と言うことは、アルカリ性の薬を掛けると中和するわけですね。
10年前に何気なく取った3つの洗剤は、たまたまアルカリ性のキッチンハイターと、中性のバスマジックリンと、酸性のサンポール。
これを知って実験結果をみると、なるほど合点が行くというものです。
2016年12月7日
こんにちは。アイアンウッドです。
丸書いてちょん。じゃなくて、縦縦横横は、意匠の話。
数ヶ月前の施工例を見てください。
15年前に作ったウエスタンレッドシダーのウッドデッキがかなり傷んできました。
やり変えの相談を受けたのですが、今の形状がお気に入りで、特に奥の方に見える手すりというか、フェンスの形状を変えたくないと言うのです。
15年前だと家の近くのホームセンターにウエスタンレッドシダーの縦横フェンスをおいていたのですが、今はどこを探しても有りません。
無ければ自分で作るしか有りませんね。
会社にイペで10×120に挽き割った材がありましたので、それを活用して、この通り。
ウッドデッキの床板はビリアン(ウリン)の30×120。枠はビリアン(ウリン)の45×90。
うまく収めたと自己満足。
調子に乗って室外機カバーも同じデザインにしてみました。
枠は、15年前のウエスタンレッドシダーを再利用。
傷んでいる部分を切除して、良いところを選んで使いました。
天板は、ビリアン(ウリン)の12×100。このサイズ在庫が安定しないけどいろいろ使えます。
こんな仕事は、時間に追われている時は断るのですが、今年は例年より時間が有ります。
今なら貴方の家にも作りに行きますよ。
2016年12月2日
こんにちは。今日も香川県のどこかでいい汗かいているアイアンウッドです。
ちょっとタイムリーとは言い難いですが、11月に施工したイペのウッドデッキをご覧ください。
古い和風のお宅のお庭のリフォーム。
元々植わっていた紅葉と住宅をつなぐスペースにイペのウッドデッキを施工しました。
施工したのは、11月7日で、その時はまだ青々としていたのですが、10日経って再訪してみると、ウッドデッキの上に紅葉が落ちてとっても良い感じになっていました。
再訪したのは、施工時に頼まれた、アレを設置しに来たため。
アレをアップにしてみましょうか。
天板は、ウッドデッキに合わせてイペの20×105。
その他の材は、米松の38角に防腐加工後、シェーナステインのウォルナットを塗装しました。
形状はとてもシンプルですが、いい感じにエアコンの室外機を隠しています。
2016年11月29日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
もう一日だけ、高知で見てきた現場の話をさせていただきます。
メインの建物は、360度ヒノキ材のウッドデッキ。
施工時期は不明ですが、木はまだまだ健在です。
ここの話を進めても良いのですが、今日の本題はこちら。
植物園の遊歩道も針葉樹で無塗装のウッドデッキです。
こちらは5年ほど経過していて、一部傷んでいるものを張り替えています。
同じ樹種は、温室の水辺でも使われています。
水辺という書き方をしましたが、床板の下は池です。前のブログで蒸散が原因で腐ったウッドデッキを紹介しています。ここは温室で下も上も環境としては最悪としか言いようがないのです。
外でも池の上にウッドデッキがあります。
こちらの方が温室よりはましですが、環境が良いとはとても言えない場所ですね。
そういや樹種書いていませんでしたね。
3か所とも同じ樹種で、断面サイズは38×89。
あれ?このサイズどこかで聞いたことが・・・
そうSPFなのです。
SPFの防腐加工材が、無塗装ノーメンテナンスでこんな過酷な環境に耐えているのは驚きでした。
SPF防腐加工材、桧防腐加工材のご用命はウッドデッキネットへ。
第二期公開時には、防腐加工の様々なオプションを提案いたします。
2016年11月18日
こんにちは。アイアンウッドです。
前回紹介したウリンの枕木は今は手に入りません。
手に入らないと言えば、RIB加工したウリン材もいまは貴重なのですが、10年くらい前は普通に流通していたんですよね。
そんな頃にここに入れたRIB加工したウリン材が門扉に使われていました。
鬱蒼と植物が生い茂っている場所ですので、裏側は苔で緑色に変色しています。
日当たりのいい表側はいい感じに枯れていますね。
門をいろんな角度で写真を撮りましたが、入り口でいつまでもうろうろしているわけにも行きません、そろそろ中に入ってみましょうか。
かなり広い植物園で1日居ても楽しいところですが、お目当ての場所に向かって10分ほど早足で歩きます。
鉄骨で下地を組んでいる展望台がお目当ての場所。
まだ紅葉する前でしたので、緑がまぶしい景色が広がります。
ここの床板がE4Eのウリン材。春に納品しましたので、ひと夏越えて少し色が褪せた頃。
ここで日向ぼっこをしても良いのですが、まだまだ見どころがあるんです。
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ショッピングサイトもカートを導入したりいろいろ進化した、新生ウッドデッキネットをよろしくお願いします。
http://www.wood-deck.net/
2016年11月14日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
旧ブログの最後に書いた高知の現場は、1日半で無事完了。
午後は、以前から気になっていた、牧野植物園を見学しに行きました。
いつものことですが、私が見ている場所は人とは違っていて・・・
まずは駐車場。
なんの変哲もない。と言いたいところですが、この写真に私が見たかった部分が写っています。
車の前と後ろに枕木がありますが、注目は前(写真の上の方)
アップにするとこんな感じになっています。
ケンパスCY枕木を車止めにしているのですが、タイヤを傷つけないように斜めにカットをしています。
去年私が納品していて、こういう加工をしていたことは知っていましたが、実際に使われているのは初めて見ました。
植物園の温室の入口に何らや気になる古臭い木がありますね。
逆光でうまく撮れていませんので、アップにしてみたいと思います。
これはウリンの中古枕木。
これを買い付けてきた人の話だと、スラバヤで機関車トーマスのようなこじんまりとした貨車が走っていた線路のものだそうです。
いやあ。いいもの見せて頂きました。
まだまだ良いものは続くのですが、今日のところは枕木ネタでひとまず置いておきます。
まだ第一弾でハードウッドしか公開できておりませんが、枕木も早めに公開を目指しています。
しばらくは、情報サイトで枕木の情報をご覧ください。
2016年11月6日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
週末は、本社(名古屋市)に行って、いろいろ打ち合わせをしてきました。
地方事業所でも、歴史を感じることが多々ありますが、本社に行くと改めて先人の思いを感じて、身の引き締まる思いになります。
大日本木材防腐のHPのトップにも有りますが、本社の建物に入ると、このモニュメントが目に入ります。
一番古い注薬缶のふたを、新社屋の完成時に玄関を入ったところに設置しているのです。
ウッドデッキネットの会社案内でも書いている通りで、創業は1921年(大正10年)。
今年で、創業95周年になります。
これだけでも多くの先人の頑張りで今があることを感じるのですが、当社の元になっている会社が今でも健在なのです。
材惣木材。
名古屋市で1690年(元禄3年)に創業。代々受け継がれ現在の社長(当社と兼務)は12代目になります。
徳川綱吉の時代から21世紀まで326年に渡り、継続して事業を継続していることは代々の社長、社員の並々ならぬ努力のたまもの。
その時々の社会環境に対応して、企業も変革を成し遂げてきて、生き残ってきたものと思います。
その材惣木材は、今年の一月パリに本部がある老舗企業の国際組織エノキアン協会に加盟いたしました。
日本でわずか8社しか加盟を許されていない協会で、その名を汚さないよう、グループ会社の一社員として次の世代に事業を引き継いでいかなければいけない使命を感じている次第です。
今回までは、新サイトリニューアルに合わせてこれまでの取り組みや、会社の歴史の紹介をいたしました。
次回からは、旧ブログのようなタイムリーな話題を書きたいと思っています。
新生ウッドデッキネットをよろしくお願いします。
http://www.wood-deck.net/
2016年10月27日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
このブログのタイトルは、「ウッドデッキのある風景」
この言葉は、初めてウッドデッキの施工が完成した瞬間思わずでたものですが、今でも気に行っていて、新ブログも同じタイトルで書こうと思っています。
今から12年前の2004年7月、香川県高松市で2件のウッドデッキ工事を請けたことが、それまでの生活を一変することになったのです。
記念すべき第一号のお宅の施工前はこんな状態でした。
住宅のリフォームの一環として、私が現場に呼ばれたのだと記憶をしています。
間口は6.5m。奥行きはわずか80cmしかない、単なる空きスペース。
普通の感覚だと、デッドスペースにしかすぎず、ここで何かをしようという発想は浮かんでこないと思います。
掃き出し窓の内側は、ダイニングキッチンで、広さは失念してしまいましたが、そう広くなく、暗いし、外を眺めても味気ないし・・・
今でも付き合いのある、リーフグリーンの草原さんの提案で、この狭いスペースを有効活用する手として、ウッドデッキを作るということになったのですが、当時の私には「こんな狭い所にお金をかけてどうするの?」という程度の認識しかありませんでした。
打ち合わせをしている時には考えてもいなかったことですが、工期が近づくにつれ、「施工は自分でしてみよう。」と思ったのです。
工事監督のYさんと二人で施工をしたのですが、ハードウッドどころか、ウッドデッキなんて作るのは初めて。
かと言ってお金を頂いて、仕事をする以上有る程度の恰好はつけないとお客様に迷惑をかけてしまいます。
必死で、いろいろ調べました。
いろんな人にいろんな話を聞いて回りました。
おかげでなんとか良いものができたのですが・・・
ウッドデッキを作ったことで、外からの風景も、家の中からの風景も一変したのです。
ただのデッドスペースは、いろいろ使える空間になり、狭く暗かったリビングが、明るく広くなったと錯覚しました。
「ウッドデッキで風景が変わった」
この時から施工するたびに思った言葉をHPの施工例やブログのタイトルにすることにしたのです。
あれから12年経ちますが、今でもウッドデッキを作ることは風景を作ることだと思っています。
そこのあなたも見慣れた風景をウッドデッキで一変させてみませんか?
ショッピングサイトもカートを導入したりいろいろ進化した、新生ウッドデッキネットをよろしくお願いします。
http://www.wood-deck.net/
2016年10月27日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
これまで楽天メールでブログを書いていましたが、今日からこちらにお引越しをしました。
新しい場所でも相変わらずいろんな情報を発信していきたいと思っています。
これまでのブログは、2006年2月に始めて10年半書いてきました。
実はその前に別のところでも1年半ほど書いていたのですが、そちらは完全閉鎖してしまいました。
過去の思い出が無くなるもの辛いですので、新サイトにリニューアル後も旧ブログを今度は閉鎖せずに残す予定です。
http://plaza.rakuten.co.jp/wooddeck/
10年前の初回の記事を見直してみました。
もうひとつ前のブログだと素人まるだしのことをいろいろ書いていたのではないかと思うのですが、この頃は既に施工を始めてから1年半経っていました。
ブログを引越した頃は、最初のバタバタと違って仕事に余裕が出てきたことを改めて感じます。
最初に酷かった頃の施工日誌は、情報サイトに書いています。
こちらでは、過去のものも残しつつ、現在のスマートになった施工方法等も紹介しながら、皆様のお役に立つようにしていくつもりにしています。
http://www.wood-deck.net/brand/10wood-deck-view/001/seko_001/VOL001.html
施工日誌で紹介している100円ショップのフライパンは実は今でも活躍しています。
ビスの焼き方もうまくなって、最初は30分くらい掛かっていたのが、今では10分以下でこんがりキツネ色に焼きあがります。
もちろんデッキ工事の精度は当時とは比べ物にならないくらい進化していて・・・
いやはや、継続は力なりで、いろんな知識も増えましたし、この10数年に信頼できる仲間も増えました。
今回のリニューアルでは、ニューフェイスも加わるのですが、それは今度紹介したいと思います。
ショッピングサイトもカートを導入したりいろいろ進化した、新生ウッドデッキネットをよろしくお願いします。
http://www.wood-deck.net/
商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
ご希望の商品の在庫確認・見積もり用に情報をご入力頂きますが、この時点では注文確定ではありませんのでご請求を行うこともありません。ご安心ください。
見積もり、納期についてはご入力いただいたメールへ返信いたします。
詳しい流れについてはこちらをご参照ください。
お支払いは各種クレジットカード、銀行振り込みにてお願いいたします。
一部商品に関しては、代金引換、現金引換もご選択いただけます。
手数料はお支払い方法・ご注文内容によって異なります。
詳しい内容はこちらをご確認ください。
木材の配送に関しては、路線便、混載便、チャーター(一部大手宅配)、船便配送をいたします。
ご依頼の内容により一番スムーズな配送方法を提案いたします。
送料や納期に関しては、個別にご案内をいたします。
詳しい内容はこちらをご確認ください。