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  SPFツーバイフォー(防腐加工)材!!

 ウッドデッキとして最もポピュラーなのがSPFツーバイフォー材。

 豊富なサイズ、入手し易さ、コストパフォーマンスから多くのDIYerに使われている木材がSPF材なのですが、腐朽菌やシロアリに強い成分はほとんどありませんので、適切な防腐処理をしないと外部で使えば数年で・・・

 防腐剤も表面に塗るだけではほとんど効果がありません。  後悔しないためには加圧注入した材を。

 

 なお、ツーバイフォーサイズの材で外部使用に適した耐朽性の高い木材を多数ご紹介しています

 より長持ちをさせたい方はこちらをご参照ください>>>

★販売はショッピングサイトで行っております。 こちらは、販売以外の情報をご案内しますが、現在工事中です。見難くてすみません★

  

樹種名 SPF(エス・ピー・エフ)
科目 マツ科・モミ科等の針葉樹
原産地 カナダ
材色 白色、淡黄色
比重 0.5程度
耐朽性 防腐加工をしていない材は小(屋外で2〜3年程度)

SPF防腐加工材の寸法、販売価格はこちら>>>

SPFタナリスCY加圧注入材

    
 SPF材の特徴  
   

 SPFはカナディアン西海岸の温帯樹林で最も多い、スプルース系、パイン系、ファー系の木材の総称。    北米規格(2インチを基本としたサイズ)に製材をされることから、「ツーバイ材」と称されています。

 ツーバイフォー住宅の構造材として利用されており、軽くて加工をしやすいことから、ホームセンターでDIY材として多く売られています。

 但し水や虫に弱いために、外部に使用をするには不向き。 適切な防腐処理が必要となります。

SPFツーバイ材

 タナリスCY防腐加工

 タナリスCYはコパーズ・アーチ・ケミカル社により開発をされた薬剤で、銅を主成分に、アゾールを補助殺菌剤とする銅・アゾール系の新しい加圧注入用木材防腐・防蟻剤です。

 以前使われていたCCAのようにクロムやひ素といった有害な金属を含まず、優良木質建材に与えられるAQ認証の対象薬剤になっています。 

 防腐性能はK3相当で、雨水による溶脱の心配がなく、長期に渡る使用にも安定した効力を発揮します。 焼却や一般廃棄物としても処分をすることができます。

 

 ウッドデッキネットでは、ご注文の都度薬剤を注入いたします。 

 カット後の注薬もできますので、予めカットをすることで、腐りやすい木口にも充分薬剤を浸透させることができます。  

  

 SPF材でウッドデッキ・ウッドフェンスを作る際の留意点

 SPFでウッドデッキを作ると2〜3年しか持たない!!  と言われる方が結構いらっしゃいます

 その話を聞くたび、最初にちょっとした配慮をしておけばそんなこと無かったのに・・・  と思ってしまいます

 

 樹種を変えればよかったのかも知れませんが、それ以上に「最初の構想に何かが少し欠けていたのでは?」 という想いを強く持ちます

 せっかく作るものがすぐにダメになってしまわないために老婆心ながら管理人なりの考えを書いておきます

 

 この材は住宅の構造材としてはとても優れた材ですが、外部で使うには大きな問題があります

 ご存知の通り、心材(赤身)の耐朽性が乏しい

 防腐処理材をお使いいただいたら、辺材(シラタ)には防腐薬剤が十分浸透しますので、この部分は薬剤により耐朽性が見込めますが、心材にはあまり浸透しません

 そのため、いくら防腐加工を適切にしても、やはり木そのものの性能により耐朽性は左右されてしまいます

 

 ではSPF材を外部に使うのはNGなのでしょうか?

 NGですよ! と言っていたのでは話が先に進みません 最初の構想時に一工夫をすれば十分使用に耐えるものになります

  

 木を濡らすと腐りやすいことはどなたもご存じかと思いますが、そう言ってしまうと「外部では木材を使ってはいけない」と言うことしかできなくなってしまいます

 濡らさないことより以上に大切なのは、「如何に乾かすか?」

 外部は日差しも当たりますし、風も吹きます

 単純に言えば、日当たりがよく、風通しが良ければ耐朽性は格段にアップします

 管理人の経験上こういったことを考えるだけで数年先が大きく異なります! ということを書いておきます

  ・小口を塞がない(幕板を張るときに小口を塞ぐような施工はしないことです)

  ・床下に水を溜めない(例えば床板の高さを低くしないとか、砂利などを敷き水はけを良くするとか、コンクリートを敷くとか・・・ これは後から直しようがないですので、最初にきちんと考える必要があります)

  ・できる限り束は浮かす(束石やコンクリートなどに密着する束は下から水を吸い上げるものです 基礎パッキンを挟むとか、鋼製束を使うことでこういった点は大きく改善されます)

 

 よく毎年こまめに塗装をしなければいけない! という意見も耳にします

 その言葉が、本当に毎年こまめにメンテナンスをしている人であれば説得力がありますが、その多くは「それができないから腐るのだ」という論調。 これでは単に逃げているにすぎません

 

 塗装に当たっては次の点を注意することが最重要です

 ・後から塗れない部分は念入りに(特に束の小口部分、束と大引の密着点、大引と根太の密着点、そして最も怖い部分が根太と床板の密着点)

    こういった部分は最低3回塗ることをお勧めします

 ・再塗装に当たっては、小口を念入りに

    もちろん分解して上に書いているところを塗ればバッチリですが、それをしなければいけないと思うとメンテナンスも億劫になってしまうと思います

    手摺付きの場合はできれば笠木は取り外して小口等を再塗装することはお勧めしますが・・・

  

 構造的に腐りやすい場所ははっきりしているわけですから、こういった場所には少し耐朽性の強い樹種を選択するも一手

  

 最初にきちんと考えて、実践するのがやはり成功への一歩

  

   
 SPF材の施工例をご覧ください  
      
 ウッドデッキネットの施工例、納品例
 最新の施工例はブログにてご確認ください (右にあるカテゴリーより検索できるようにしています)>>> 
 ちなみに2008年3月から2009年2月に紹介した施工例・公共物件でSPF材は0回紹介をしています
 この材は自分の施工例は残念ながら無いのですが、通販の販売ランキングでは常に3〜4位と安定した人気のある材です
     
 SPF材のサイズ・価格  
        

 ツーバイフォーサイズの主要なサイズはひと通り押さえています。

    

 長さも6Fから最大20Fまでご用意できます

 小割材はご注文の都度製材をいたします

 

 主要なサイズ(高さx幅)
標準のサイズ 2x4(38x89) 2x6(38x140) 4x4(90x90)  
幅広材 2x8(38x184) 2x10(38x235)    
小割材 1x4(19x90) 1x6(19x141)    

 各サイズの写真はこちらでご確認ください>>>

 主要な長さ
6F(1829) 8F(2438)* 10F(3048) 12F(3658) 14F(4267)
16F(4888) 18F(5486) 20F(6096)    

 8F 2x4 , 1x4 は2366

 16Fオーバーも豊富にありますが、配送はかなり困難です

SPF材のサイズや価格はこちらをご参照下さい>>>

SPF材の形状・品質についてこちらをご参照下さい>>>

   

     
  
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