ウッドデッキ・ウッドフェンス・パーゴラ等の経年変化を見るにはお近くの公共物件が一番  管理人がふらっと訪れたところをご紹介します

 のんびり数日過ごしたい異国情緒たっぷりの街

ハウステンボス

長崎県佐世保市

 開園15年を迎えるハウステンボス。 この中にいると日本であることを忘れてしまいます。
 広大な敷地には、ハードウッドが多く使われています。

 ここでビックリさせられるのは海中に木材を多用していること。 

 濡れると腐る。 それが常識だと思っていないでしょうか? 腐りやすいのは真水の地際だということを今更ながら思い知らされます。

   
 完成  1992年開園
 樹種  ボンゴシ、セランガンバツetc
 アクセス  JRハウステンボス駅前
 ヤフー地図情報>>>
 当社は一部材の納入をしています
   
  
 2006年6月 (14〜15年経過)  
 まずはメインストリートから。
 運河の周辺に使われている木を見てみましょう。
 
 運河に風車。
 いかにもオランダ!! といった感じですが、この中にボンゴシが写っているのですが分かるでしょうか?
 
 簡単!! 風車小屋じゃないかって?
 
 いえいえそれは針葉樹。 
 ちょっと普通目が行かないところに使われているのです。
 今度はアップにしてみました。
 そう水中にあるライトアップ用の支柱と土留め。 
 ここではこんな風に水の中や水が掛かる場所に多用されているのです。
 
 いやあ こりゃ過酷。
 でも、これ15年前のままだったりするのです。
 ハードウッドって強いんだと改めて実感です。
いわゆる遊歩道はありませんが、何ヶ所かある跳ね橋の床板はボンゴシです。
 
 このほか、運河に張り出したウッドデッキを車窓からちらっと見たのですが、この日は撮影できませんでした。
観光客の多くはメインストリートだけ見て帰ってしまうのでしょうが、その奥にこそウッドデッキのメイン部分があるのです。
 エントランスから約2km。 ホテルデンハ−グ前に広がる船着場&マリーナ。
 せっかくですからここまで来ましょうよ。 毎晩花火もあがり綺麗ですよ!!

 海に突き出た桟橋。
 ここで海を見ながらのんびりするのはいいと思いませんか?

  

 足元までもちろんボンゴシ。
 先ほど書いたとおり、ここは水中に使われる木材の宝庫なのです

岸壁もやっぱりボンゴシ。
 これだけ水中や水辺に使ってくれると嬉しいですね。

ここではこんなものも見つけたりして。
 単純なデッキもいいけれど、こういう使い方を見ると嬉しくなるのは私だけ?

こういう細工をしているのを見たらまたまた嬉しい!!
 あれ? ペンキがはげていますよね。
 うーーん。 色を塗っちゃうとこれが却って気になるんですよね。
 無塗装で使うべきか塗装をすべきか右の写真を見てよ−−く考えてみください。
この日塗り替え作業をしていました。  コーナーから右はペンキ塗りたて。
 左は1年ほど経過。  一番下は無塗装。
 
 ハードウッドを使いながら、色が変わるのは嫌!! という声も時々いただきます。
 私は必ずこう言います。
 「塗るととても綺麗ですが、その色を保たなければどうなるでしょうか?」
 「塗った色がはげたのは美しくありません。 自然のものが自然に色が変わるのは美しいものです。」
 「それがダメなのであれば、ハードウッドは止めた方がいいと思います。」
 「ハードウッドは色が浸透しませんので、返って頻繁にメンテナンスをしなくてはいけなくなりますよ」
 
 ハードウッドは腐り難い=ノーメンテナンス。
 この言葉をもう少し深く考える必要はあると思います。 

経年変化。 

 色だけでなく腐りも気になるところですよね。 桟橋を歩いていて、こんな場所を見つけました。
 明らかに継ぎ手の右側の材はボルトが効いていません。
 これは根太が腐りかかっていると思われます。 でもおそらく普通に歩いていて気付く人はほとんどいないと思います。
 
 そう私はこういった粗を探して歩いていたに過ぎないのです。

これはダメですね。
 こういったものを徐々に張り替えているのです。
 
 これだけ大量に使っていますので、中にはもともとあまりよくなかったと思われる木材もありますし、構造上水が抜け難い場所は痛んでいる木が多く見られました。
 
 ハードウッドでも水抜けを考えた構造はやはり大事。
 マア当たり前のことですけどねぇ。
    
   
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