ウッドデッキの経年変化を見て見よう

 2005年9月に施工をした、会社のウッドデッキについてその後の変化を随時ご覧頂きます。

 両サイド・・・ウエスタンレッドシダー材

 センター・・・クマル材

 ハードウッドソフトウッドそれぞれの施工後の変化をご覧下さい。

 1年8ヶ月経過 (2008年5月10日

  雨上がりの様子その1

      

 全体の様子

 ウッドデッキの施工にあたって、水はけというのは大きな問題点になるかと思います。

 木表を上にすると水が溜まるので腐りやすいですよ・・・

 こういった意見も結構耳にしますが、実際に雨上がりの様子を見て判断をしてみたいと思います。

deck01.jpg (101806 バイト) deck02.jpg (129943 バイト) deck03.jpg (110036 バイト)
7時(全体に濡れている状態) 10時(かなり乾いてきた状態) 翌日7時(完全に乾いた状態)

 全体像でちょっと分かりにくいので、詳しくは下をご覧頂くとしますが、意外な点が見えてきました。

 全体に濡れているときに水たまりになっている部分と、乾くのが遅い部分は必ずしも一致をしておりません。

 なんでだろう???

  

     

 木材の様子

  秋に施工をして、冬・春と季節が変わっています。

  色が抜け掛かっていますが、木自体はとても綺麗な状態を保っておりますが、一部悪い材が出てきました。

  

 右側・・・ウエスタンレッドシダー材

   朝7時の段階では、水たまりは、両サイドにあります。 特に右側の方に多く水たまりがあることが分かります。

   10時になると、右の方は乾いていて、水たまりがそう大きくなかった左手前の部分が乾きにくいことが分かります。

   翌日の乾いた状態を見ても、特段の差が感じられませんので、この段階でなぜこういったことが起こっているのかを結論づけることができません。

  

wrc01a.jpg (111405 バイト)

 wrc02a.jpg (121427 バイト)

wrc03a.jpg (130292 バイト)

 左側のうちセンターに近い部分・・・ウエスタンレッドシダー材

  ここは最初の段階から水の溜まり方が少ないように思います。

  と言う訳で乾くのもダントツに早いですね。

wrc01b.jpg (90695 バイト) wrc02b.jpg (110666 バイト) 翌日の写真がありません

 左側のうち外側・・・ウエスタンレッドシダー材

  上の部分の直ぐ左(北)側です。 

  全体に乾くのが早く、水たまりとそうでないところがとてもくっきりしています。

  ここは水たまりの大きさと乾きにくさが比例をしているように見えますね。

 

wrc01c.jpg (90806 バイト) wrc02c.jpg (118598 バイト) 翌日の写真がありません

 センター・・・クマル材

  RIB加工材ですので、乾くときにこのように溝の内部に水が残り、全体に薄く水たまりができたような状態になります。

  深い水たまりは感じませんので、材がとても素直な状態を保っていることを証明しています。

 

cumaru01.jpg (88778 バイト) cumaru02.jpg (104893 バイト) 翌日の写真がありません

 ウエスタンレッドシダーのデッキで、右側は立ち木や事務所の関係で日当たりがあまり良くなく、左側は南に遮るものが無いので、日当たりがとても良いです。

 10時の写真を見て頂いたら、明らかに乾き具合に差が生じているのがお分かり頂けるかと思います。

 

 この時は、木表vs木裏にポイントを置いて写真を撮りました。

 単純に水たまりだけを見ると、木表の2x6に多く水たまりが生じていることが分かります。

 このコメントは2011年10月に書いていて、その後の変化をみるとここで結論づけるのは早計だと思うのですが、後で見たらなるほどな・・・ って思う写真ですね。

           

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